2023年7月28日金曜日

まるで要塞! ビッグモーター創業者・兼重家「60億円」都内豪邸を訪問

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まるで要塞! ビッグモーター創業者・兼重家「60億円」都内豪邸を訪問まるで要塞! ビッグモーター創業者・兼重家「60億円」都内豪邸を訪問
 顧客から預かった修理車を故意に傷つけ、保険金請求額を水増ししていたビッグモーター。5年以上前から横行していたという不正について、創業者の兼重宏行前社長は25日の会見で「知らなかった」と言っていたが、本当なのか。元社員からは「トカゲの尻尾切り」「潰れないと変わらない」といった声が飛び交っている。
 同社の売上高はこの5年で急拡大。2017年9月期の1738億円から、22年9月期には5200億円へと実に3倍増だ。水増し請求によって“蓄財”してきたのなら、とても許されないだろう。兼重氏も知らぬ存ぜぬは通らないのではないか。
 驚くのは、都内にある兼重氏の自宅があまりに“豪華”すぎることだ。登記簿によると、敷地面積は約500坪もある。もともと、ソニー創業者の一人である盛田昭夫氏が所有していた土地を、16年に兼重氏の資産管理会社が購入。20年に建物を新築した。週刊誌「フラッシュ」電子版によると、土地と建物合わせて60億円は下らないという。
■閑静な住宅街で異彩を放ち
 日刊ゲンダイ記者は実際に兼重氏の豪邸を訪問した。場所は私鉄の最寄り駅から徒歩約15分。豪邸が並ぶ閑静な住宅街の中でも、ひときわ異彩を放っている。グレーの外壁の高さは8メートルほどで、まるで要塞のよう。周囲に威圧感を与えるほどのド迫力だ。敷地内には地上2階、地下1階の家屋に噴水や茶室まで設置されているというが、表ゲートは固く閉ざされ、内側をうかがい知ることはできない。
 兼重氏は本当に不正を知らなかったのか。改めて話を聞くため、インターホンを複数回鳴らしたが応答はなかった。このまま、ダンマリを決め込むつもりなのか。

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